Cyril Scott/Vaughan Williams-Songs of Quest & Insp
併録されているヴォーン・ウィリアムスのものは知られているがシリル・スコット
の歌曲はおそらく子守唄ぐらいだろうか。彼の生み出したピアノ曲が余りに全面に
出てしまったためスコットは2流の小品作家としての評価が定まってしまった。
おそらく歌曲が録音されるのは今回が初めてであろう。意外と面白い。
Importance of Being Earnest [VHS]
原作はオスカー・ワイルドの古典的名作.全体のバランスもいいが,なんといってもジュディ・デンチ(Dame Judi Dench )の演技が圧巻.本当に楽しめた作品.
Pride & Prejudice [DVD] [Import]
大分、内容を端折っていますね。ただ、ダーシーの
感じの悪さが良いです。(笑)本当に嫌な人に見えます。(笑)
エリザベスがダーシーの本来の姿に気がついた後の、
打ち解けたダーシーですら、笑顔がほとんど無く
たまに見せる笑顔が貴重です。案外、ダーシー役の俳優さんは
適役かも。エリザベスも綺麗で若い20歳くらいに見える方が
演じているので、その辺りは良かったです。
Harold and Maude [DVD] [Import]
なんでこの映画が日本では手に入らないのでしょう。不思議でなりません。下のレビューの方が言っているとおり、宝石のような素晴らしいシーンと、ちょっとカルトなユーモアであふれた、本当に愛すべき映画です。僕はアメリカに行ったときにDVDを買って、なんとかパソコン(リージョンが違うからプレーヤーで見れない)で見れたのですが、もっと大きなスクリーンで見たい。この状況はどうにかならないんでしょうか。本当に大切にしたい気持ちがつまった映画です。
Lully: Atys [Blu-ray] [Import]
Les Arts Florissantsのこの曲については既に1989年版のスタジオ録音CDがHarmonia Mundiからでており、録音状態もよかった。当時の録音と比較すると実録なので、テンポがはやくやや荒削りの感じは否めないが(★3から4個への格下げの危険)、それでも映像でなかなか見ることのできないATYSの作品は貴重である。当時45歳前後の指揮者William Christieも(you tubeで当時のAtysを見ることが可能)だいぶんお年をめされた。経費の問題でシンプル化が進むオペラ業界だが、同時のバロックの衣装とバレーをたくさん盛り込んだ演出も必見である。リュリやヘンデルのレアなバロックオペラ映像が今後もでてほしい。