Tears
Tiaraさんの場合彼女の声の特性上ちょっともの悲しい感じの楽曲が良く似合う、今回も沢田知可子さんのカバー曲“合いたい”に代表されるようなそんな感じの楽曲も多いのですが中には、“Girls be ambitious with 倖田真央”のように明るい感じの曲、“〜Tears〜”のようなスキャット風の曲などいろいろなバラエティの楽曲があります。
でも今回はとてもmusic clipの収録のあるDVDを添付して欲しかった感じでした。と言うのも、5thシングル“愛しすぎて”でそれまでのロングヘアーを一気にショートに髪を切ってしまったTiaraさんのイメージの変化を楽曲の中で見たかったからです。
発売にあったっては価格の点を考慮されたのかもしれませんが、彼女のイメージの変わり目に当たる作品だけに(シングルでも無かっただけに)DVDの添付が合って欲しかった気持ちでした。
Swordfish
2001年公開の映画「ソードフィッシュ」のサウンドトラックです。音楽はUKクラブ・シーンでトランス旋風を巻き起こしたポール・オークンフォールドが担当。映画はサイバー犯罪を描いたスパイ・アクション・スリラーでしたが、スピード感あふれるポール・オークンフォールドの曲がサイバーな雰囲気にベストマッチ!このアルバムはサウンドトラックとはいうものの、ポール・オークンフォールドのソロアルバムと比べてもまったく遜色のない完成度を見せ付けています。アルバム一曲目では、映画のオープニングと同様に、カリスマ的で冷酷なガブリエル・シアーを演じるジョン・トラボルタの語りから始まりますが、その後のトラックでもときどき映画のセリフが使われていて、雰囲気を効果的に演出しています。曲調もアップテンポ一辺倒ではなく、ヒップホップ調の11など、緩急織り交ぜてあるので、曲の寄せ集めにすぎないサントラが多いなか、アルバム1枚分飽きずに聴きとおせます。
ソードフィッシュ オリジナル・サウンドトラック
かっこいい、としか言いようがないです。3年前ぐらいに買ったのですが、飽きません。映画の内容とばっちり合っていて、ダークで華やかなアンダーグラウンドの世界(?)が表現されていると思います。映画を観ていなくても、テクノとか好きな人なら、きっと気に入りますよ。ハマります。
ソードフィッシュ 特別版 [DVD]
「60セカンズ」のドミニク・セナということで不安いっぱいだったのですが、見事に予想がはずれ、結構いい線いってる作品です。
まず出だしが傑作。トラボルタの独演で始まるのだが、これがまた久々の貫禄もの(あの髪型はいまいちですが・・)。でいきなり冒頭の大爆発シーン(これまた流行のパレットタイムのひとつ)の出来が逸品。もうこれで話にひきつけられ、後はもうまさにノンストップ状態でストーリーが動き始めます。カットにほとんど無駄がなくテンポが凄く良い。アクションも弩派手で最後までひきつけます。
またキャストも豪華。みな大物になったためもうこのクラスの競演は難しいであろう、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ドン・チードルとキャストも魅力。最近こけ続けのトラボルタですが、この作品のキャラクターは当り役でしょう。
また音楽が非常に良い。サントラチェックをお勧めする一本です。
DVDの特典としてPCのみで再生可能なものがあり、このソフトもそれがあるのだが、それはいったい何のメリットがあるのだろうか。素直にただの特典映像でいいように思うのだが、PCのない人はそれが見れない分、損した気分になると思うのですが、どうなんでしょう。