ソード・フィッシュ 特別版 [DVD]
「ソード・フィッシュ」の見所は何といっても話の展開の良さと、その中にある幾度となく観てる側を陥れる錯覚、そしてジョン・トラボルタのお得意のちょいキレた悪党の演技である。全体を通してスピード感溢れる作品を更に引き立てているのがBGMである。このBGMを手掛けているのがハウス、バレアリック、インディー・ダンス、トランス・・・と常に最新のダンス・ミュージックをUKで紹介してきたポール・オークンフォールドである。とにかく全てにおいてカッコイイ作品なので是非ともチェックを!!
ソードフィッシュ オリジナル・サウンドトラック
かっこいい、としか言いようがないです。3年前ぐらいに買ったのですが、飽きません。映画の内容とばっちり合っていて、ダークで華やかなアンダーグラウンドの世界(?)が表現されていると思います。映画を観ていなくても、テクノとか好きな人なら、きっと気に入りますよ。ハマります。
Swordfish
2001年公開の映画「ソードフィッシュ」のサウンドトラックです。音楽はUKクラブ・シーンでトランス旋風を巻き起こしたポール・オークンフォールドが担当。映画はサイバー犯罪を描いたスパイ・アクション・スリラーでしたが、スピード感あふれるポール・オークンフォールドの曲がサイバーな雰囲気にベストマッチ!このアルバムはサウンドトラックとはいうものの、ポール・オークンフォールドのソロアルバムと比べてもまったく遜色のない完成度を見せ付けています。アルバム一曲目では、映画のオープニングと同様に、カリスマ的で冷酷なガブリエル・シアーを演じるジョン・トラボルタの語りから始まりますが、その後のトラックでもときどき映画のセリフが使われていて、雰囲気を効果的に演出しています。曲調もアップテンポ一辺倒ではなく、ヒップホップ調の11など、緩急織り交ぜてあるので、曲の寄せ集めにすぎないサントラが多いなか、アルバム1枚分飽きずに聴きとおせます。
ソードフィッシュ 特別版 [DVD]
「60セカンズ」のドミニク・セナということで不安いっぱいだったのですが、見事に予想がはずれ、結構いい線いってる作品です。
まず出だしが傑作。トラボルタの独演で始まるのだが、これがまた久々の貫禄もの(あの髪型はいまいちですが・・)。でいきなり冒頭の大爆発シーン(これまた流行のパレットタイムのひとつ)の出来が逸品。もうこれで話にひきつけられ、後はもうまさにノンストップ状態でストーリーが動き始めます。カットにほとんど無駄がなくテンポが凄く良い。アクションも弩派手で最後までひきつけます。
またキャストも豪華。みな大物になったためもうこのクラスの競演は難しいであろう、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ドン・チードルとキャストも魅力。最近こけ続けのトラボルタですが、この作品のキャラクターは当り役でしょう。
また音楽が非常に良い。サントラチェックをお勧めする一本です。
DVDの特典としてPCのみで再生可能なものがあり、このソフトもそれがあるのだが、それはいったい何のメリットがあるのだろうか。素直にただの特典映像でいいように思うのだが、PCのない人はそれが見れない分、損した気分になると思うのですが、どうなんでしょう。