Four Rooms: Original Motion Picture Soundtrack
Q.タランティーノ、A.ロックウェル、R.ロドリゲス、A.アンダースらインディペンデント映画界の鬼才たちがそれぞれ監督を務めた1995年のオムニバス・コメディ映画「フォー・ルームス」のサントラです。D.ボウイ、B.イーノ、I.ポップらに熱心に支持されたご存知ディーヴォのMark Mothersbaughがプロデュースしております。それと知らず、印象的なテーマが非常に気に入って買いました。全体としては、どことなく浮遊感のあるジャズやラテン・フレーヴァー溢れるインストの小品が詰め込まれており、なかなか変化に富んでいて楽しいです。それらも勿論良かったですが、個人的にはこの作品の最大の収穫はエスキベルを知ったことでした。スタンダード・ナンバー"Sentimental Journey"がすばらしい!ちなみに"Bewitched"はスタンダードでないし、"Strange Brew"もクリームと関係ないです。
ま、どちらか言うとコアなタランティーノ・ファンやディーヴォ・ファン向けか、ちょっとひねくれた音楽ファン向け、というところでしょうか。
ちなみに映画は結構楽しめますよ。特に第4話サイコーです。第一話に出演したマドンナはラジー賞(ワースト助演女優賞)を取ってしまいましたが。
フォー・ルームス [DVD]
大晦日のホテルでベルボーイのテオドアに降りかかる災難の数々はとにかくはちゃめちゃ。彼が真面目な顔をしてるところが笑いをさそう。
製作者や共演者はタランティーノとその友人達が殆どだから、撮影現場も大騒ぎだったに違いない。
一話では魔女集会に遭遇。二話の間男に間違えられて、三話ではメキシコマフィアの子供のベビーシッターになり、最終話では酔っ払ったハリウッドスターのパーティに呼ばれて・・・すべてのエピソードが楽しい。
又出演者が豪華!あっと驚く大スターから、懐かしのスターがほんのちょい役で出てるから、それを探すのも面白い。
フォー・ルームス [DVD]
昔見たときはティム・ロスの動きがすごい気になってはっきり言って嫌いだったんですが、
ファンになってみるともうもうキュートで仕方ありません。
チャップリンのような妙な飄々とした動き、甲高い声。
コミカルなティム・ロスを見たい方はぜひごらんあれ!
タランティーノも登場した最後のお話と3話目の子供とのやりとりがとっても
楽しいです。
そして出演者がとっても豪華!!!
必見ですよ♪テーマ曲もいい感じで大好きです