The Smashing Pumpkins 1991-2000 Greatest Hits Video Collection [DVD] [Import]
惜しくも解散してしまったロックバンド、スマッシングパンプキンズ。
先月リリースされたベストアルバムのクリップだけに最高の一本です。
スマパンの熱いファンならもちろんまだ聴いた事がないひとも
ベストアルバムと共にどうですか?
メロンコリーそして終りのない悲しみ
スマパンは前作と本作品の2作品だけでもロックの殿堂入りに相応しいバンド。前作より増した安定感と重厚感。そして暗さと光のコントラストが心地好い。正に圧巻の2枚組だ。 95年にリリースされて17年も経つとは思えない新鮮さだ。ビートルズやストーンズ、ZEPのように50年後のミュージック・シーンでも色褪せず聴き続けられることだろう。
Gish
Alternative Pop/Rockという変な名前のジャンルを世に送り出したThe Smashing Pumpkinsの1stは、当然その輝かしい歴史の幕開けとなる作品だという評価が付けられている。
優れた音楽に必要なのはオリジナリティとその時代への適応性だ。
実験的で、八十年代を否定するような闇と、浮遊感覚は、同じ時期に歴史を作
り出したNirvanaととても似ているし、あまりに正反対。
誰にも真似できないGishの持つ価値観はオリジナリティを、そして、きらびや
かだった八十年代を完全否定する時代に則した闇の表現と、それだけ見れば、
優れたアルバムと言わざるを得ないGishだが、彼らが二年後に発表した
Siamese Dreamの想像を絶する出来がGishを輝きのないCDにしてしまってい
る気がする。
そういう意味でThe Smashing Pumpkinsは類い希な才能に恵まれ、幸運をつかんだ
伝説的バンドといえる。その彼らの序章を聴かずして、終章までは辿れない。
「コレがデビュー盤?」という完成度の高いGishは九十代を魅力的にするた
めに必要不可欠なアルバムの一枚であることは保証する。
ヴューフォリア [DVD]
スマパンの出演したTV番組やライヴ映像、メンバーそれぞれのイメージ映像などを収録した1枚。CD版のタイトルは”EARPHORIA”。なかなかいかしてます。中でもダーシィの人形劇?とジェイムズの犬と戯れる図は、必見!
トランスフォーマー・オリジナル・サウンドトラック
映画のサウンドトラックはBGMの集合体で聴いていればいつかは飽きるのですが、本アルバムはロックとして聴けるので聴き応えは十分あります。しかし、個人的には劇中のハンス・ジマーばりのカッコよいBGMが聴きたかったので、全曲歌付きとは素直に喜べません。アイアンジャイアンとだってメインテーマは入っていたのですから、数曲ぐらいBGMを入れて欲しかった。願わくば別のCDでBGM集を出して欲しい。切望します!!!